ビタミンEを摂取することで、女性の更年期障害の症状緩和や改善に役立つ効果や効能があるのを知っていますか?
実際にビタミンEを普段の食事で摂取することで、様々な不調や軽減させたり、更年期障害の発症を遅らせることができると言われています。
実際にビタミンEにはどのような効果があるのか?老化防止にも卵巣機能の低下予防にもおすすめの対処法と言われる情報をまとめて紹介します。
目次
ビタミンEは更年期の特効成分、様々な効果で改善に役立つ!
ビタミンEと言えば、非常に優れた抗酸化作用のある成分ですが、ビタミンCの後ろに隠れていて、あまりその効果や効能を知らない人がほとんどではないでしょうか?
しかしビタミンEの抗酸化作用は、ビタミンCをも凌駕するもので、更年期障害の予防や改善にも役立つ効果や効能があることがわかっています。
さらにここ数年の研究で、更年期以降の老齢期にも積極的な摂取が推奨される成分だということも明確になってきました。
更年期の女性が実際にビタミンEを摂取することで、どのような効果や効能があるのか、簡単に紹介したいと思います。
ビタミンEの抗酸化作用が全身の老化を予防する!
ビタミンEを摂取する目的のひとつに、非常に優れた抗酸化作用があるということが挙げられます。
現在、人間の体内で抗酸化作用があることが確認できているのは、実はビタミンEとセサミンしかなく、ビタミンEの場合には、何度も使用できるというメリットがあります。
抗酸化作用の強いビタミンEは、一度酸化しても、ビタミンCの作用で抗酸化力を取り戻すことができますので、何度も再利用することが可能。
ビタミンEの抗酸化作用は、皮膚の老化を予防するだけではなく、老化の原因である過酸化脂質の生成や活性酸素の作用を抑制し、老化や病気を予防します。
ビタミンEの抗酸化作用が動脈硬化や生活習慣病を予防する
ビタミンEの抗酸化作用は、血中の悪玉コレステロール値を減少させ、善玉コレステロール値を上昇させることで、血管内に血栓ができにくい状態に改善します。
その結果、動脈硬化を予防し、血行促進効果もあることで、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる疾患を予防することに。
国立がんセンターでは、ビタミンEの摂取ががん予防にもつながると発表していますので、更年期や老齢期に起こる重篤な疾患の予防にも役立つ効果が期待できます。
ビタミンEの血行促進効果が、自律神経の悪化を予防する
ビタミンEには、毛細血管を拡張して体の隅々まで血液を送る血行改善効果があります。
更年期になると、自律神経のバランスが乱れることで、のぼせやホットフラッシュ、発汗症状やイライラするなど、様々な更年期障害の症状を発症して、どんどん悪化することに。
しかし自律神経が支配している血流が改善されることで、更年期障害の症状が緩和されたり、更年期障害の症状を発症しにくい状態になります。
また冷えや肩こりなど更年期の女性に起こりがちな不調も、血流が改善されることで症状が改善したり、出にくい状態にすることが可能。
ビタミンEにはホルモンバランスを調整する効果もある
ビタミンEには、ホルモンバランスを調整する効果があり、その結果、生殖機能を正常な状態に保つことに。
ビタミンEという成分が最初に発見された時には、妊娠ビタミンとも呼ばれ、不妊症に悩む女性や妊活中の女性への積極的な摂取が推奨されました。
ホルモンバランスの調整や卵巣機能の正常化によって、月経不順や生理痛の緩和も期待できますが、卵巣が健康になることで、エストロゲンの分泌にも良い効果が。
卵巣機能の正常化とホルモンバランスに効果的に作用するということは、それだけでも更年期障害の症状を予防したり、緩和することにつながりますので、プレ更年期からビタミンEの摂取は推奨されます。
ビタミンEの抗酸化作用が美容にも役立つ
ビタミンEには優れた抗酸化作用と血流改善効果が期待できますので、健康面だけではなく美容面でも非常に優れた効果が期待できます。
ターンオーバーが促進され、肌の若返りが進んだり、老化を予防したり、シミやそばかすの原因になるメラニンの色素沈着を改善する効果も期待できます。
ビタミンEをしっかり摂取することは、美肌づくりには非常に効果的な作用が期待できますので、更年期以降の見た目の老化を予防する意味でもしっかり活用したい成分。
ビタミンEを多く含む食品や食材とは?
それほど効果的なビタミンEですが、実際にどのような食品や食材を食べるようにすると、効率的に摂取できるのでしょうか?
ビタミンEが豊富な食品は、
- ナッツ類:アーモンド、落花生
- 植物油:ひまわり油、ベニバナ油、ごま油
- 魚介類:うなぎ、たらこ、すじこ、ウニ
- 野菜類:かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤ、アボカド
年齢別、ビタミンEの摂取推奨量とは?
では実際にどの程度のビタミンEを摂取すればよいのか?
年齢別の摂取推奨量を男性と女性に分けて紹介します。
- 18〜29歳:男性は800mg、女性は600mg
- 30〜49歳:男性は800mg、女性は700mg
- 50〜69歳:男性は800mg、女性は700mg
- 70歳以上:男性は700mg、女性は600mg
これはビタミンEでもα-トコフェロールとしての推奨値ですので、他の種類のビタミンEは含んでいません。
ビタミンEの過剰摂取による副作用やデメリットは?
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、水溶性ビタミンとは異なり、大量に摂取しても尿と一緒に流れ出ずに、体内に留まることになります。
一般的な脂溶性ビタミン類は、過剰摂取による副作用やデメリットが起こる可能性がありますが、実はビタミンEは独自な仕組みでそういった症状が起こりにくい状態に。
- 摂取量が増えると吸収率が低下すること。
- 過剰摂取分は肝臓だけではなく、全身に貯蔵されること。
- 他の脂溶性ビタミン類よりも体内に留まる時間が短いこと。
こういった特性があることで、ビタミンEの過剰摂取では、健康被害が起こりにくいと考えられています。
ビタミンEを破壊する成分とは?
食材への含有量が少ないビタミンEの1日の必要分を食事で摂取するのは、非常に難しいのですが、実は簡単に破壊されてしまうので、その点にも注意が必要です。
それがニコチンと紫外線に対する弱さ。
更年期になって喫煙習慣がある人は、ビタミンEを破壊し、毛細血管を収縮させ血流を悪化させることで、更年期障害の症状が悪化しやすい状態になりますので、禁煙するようにしましょう。
また屋外で仕事をしていたり、アウトドアが趣味な人の場合も、紫外線によるダメージで、ビタミンEがどんどん破壊されていきますので、積極的に食事等で摂取するようにしましょう。
天然ビタミンEのα-トコフェロールがおすすめ
ビタミンEには、実は8種類に分類されますが、その中でも最も効果的なのが、天然ビタミンEのα-トコフェロール。
生体内のトコフェロールの90%が、α-トコフェロールなので、その状態のものを摂取するのが、最も効果的に作用しますよね。
体内に吸収されたビタミンEは、α-トコフェロールを最優先して輸送タンパク質に結合させて、全身に送り出されることからも、効果が高いことがわかります。
実際に私も愛用している医薬品のビタミンEであるトコフェロンEナチュールは、天然ビタミンEを1粒に300mgも配合していますので非常に効率的。
プレ更年期や更年期障害の症状緩和だけではなく、美容目的や妊娠目的でも活用されている非常に優れた商品です。
最近では、骨粗しょう症による大腿骨骨折のリスクを回避できると、慶應義塾大学の研究でも注目されているのが、このα-トコフェロールというビタミンE。
女性だけではなく、更年期の男性にも非常に効果的な成分ですので、更年期の年代になったら夫婦でトコフェロンEナチュールを愛飲すると良いでしょう。
更年期に多い女性特有の不調を医薬品で効果的に治療しませんか?

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