ストレスを感じやすい性格の人は、更年期障害の症状を悪化させる傾向があります。
さらに身体的な不調だけではなく精神的な部分にも影響し、自律神経失調症のような重篤な症状を招く原因に。
女性ホルモンのエストロゲンの減少だけではなく、ストレスが増加することは本当によくなかったんです。
目次
更年期障害の症状は、ストレスを溜めやすい人ほど重くなる。
更年期障害の症状は、自律神経失調症の症状に似ていることもあり、自律神経失調症の仕組みを理解すると、更年期障害が重くなるということも納得できます。
更年期になり、エストロゲンの減少をきっかけに自律神経のバランスが乱れ、様々な症状を発症します。
本来は、交感神経と副交感神経の切り替えがしっかりと行われ、自律神経のバランスを維持することができますが、ストレスの多い現代社会では、交感神経の働きの方が強くなりやすいんです。
交感神経とは、緊急時やストレス時に働き、心身を活発にする神経なので、ストレス社会の現代では、常に交感神経が優位になりがち。
副交感神経とは、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経なので、副交感神経が作用しないと、体力の回復ができずに様々な症状を発症します。
そして、女性ホルモンのエストロゲンには、交感神経の作用を抑制する効果もありますが、閉経とともにエストロゲンの分泌量が減少し、より交感神経が優位になりやすい状態に。
そこにストレスが拍車をかけるとどうなるか?
交感神経が常に動いて、どんどん自律神経のバランスが悪化し、自律神経のバランス悪化による症状が強く出ることになります。
更年期の女性はストレスの影響を受けやすい環境にいる
しかも更年期の年代の女性は、かなりストレスの影響を受けやすい環境にいるということに気づいていますか?
更年期の女性の置かれている環境で多いのは、
- 子供の進学や就職の問題
- 両親の介護や健康問題
- 旦那さんの昇進や職場での問題
- 自分自身の仕事の問題
家族のことを考えるだけでも、様々な変化が起こるタイミングであり、その事がきっかけになり、ストレスを感じてしまう人が増えるんです。
自分でうまくストレスを発散できる人なら、そこまで重篤な症状を発症することもありませんが、ストレスをうまく発散できないと問題に。
これまではエストロゲンのおかげで、交感神経を抑えることができ、副交感神経を優位にすることもできましたが、閉経に向けてエストロゲンが急激に減少し、その恩恵を受けることができません。
そうなると、交感神経ばかりが活性化され、どんどん自律神経のバランスが悪化し、更年期障害の症状が重症化していきます。
更年期障害の症状が重症化しやすい人の特徴は?
更年期障害の症状が重症化しやすい人には、幾つかの特徴がありますので、もしその条件に当てはまり、ストレスを溜めているような状況なら、すぐに抜け出すことが大切です。
- 神経質な性格
- 真面目すぎる性格
- 何事も真剣に受け止めてしまう
- 小さなことでも悩みがち
- 頑張りやさん
- PMSが酷かった
- 食生活が乱れている人
- 睡眠時間を確保できない人
これらはあくまでも一例ですが、神経質で思いこみの激しい性格だと、更年期障害の症状は重症化しやすいということは、覚えておいた方が良いでしょう。
更年期障害の精神的な症状を放置するとうつ病の原因に!
更年期障害とストレスには、非常に密接な関係性があることがわかったと思います。
実際に更年期障害の症状で、焦燥感やうつ状態といった精神的症状に関しては、内分泌機能の低下よりも、心的な要因が強く関係していることがわかっています。
そして更年期のストレスは、交感神経をどんどん活性化させますので、自律神経失調症の症状を悪化させる要因に。
自律神経失調症の症状を放置すると、それをきっかけに本格的なうつ病に進展してしまいますので、本当に注意が必要なんです。
更年期のうつは、非常に厄介なもの。
更年期うつを発症する前に、ストレスを発散したり、自律神経のバランスを意識した生活習慣や食習慣を心がけることで、症状を緩和することも可能です。
普段からストレスを発散したり、ストレスとうまくい付き合っていくような意識をもって、生活するようにしましょう。
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