更年期障害の症状の中には、口内炎や舌痛症も含まれているということを知っていますか?
更年期の女性には、口内炎や舌痛症のような口腔内のトラブルを抱えている人が増えますが、更年期障害だと気づいていない人がほとんど。
なぜ更年期になると、様々な口腔内のトラブルが起こるのかを解説しますので、その原因を理解して対処しましょう。
更年期の女性には、口内炎などの口腔内のトラブルを抱える人が増える
更年期の女性には、口内炎や舌痛症などの口腔内のトラブルを抱えている人が多いんです。
その原因がエストロゲンの減少による、ドライマウス。
ここ最近、口の渇きを実感し、悩んでいるなんてことはありませんか?
すでにそういった症状が出ているのなら、間違いなく更年期障害の症状として、口内炎や舌痛症を発症する可能性があります。
更年期になりエストロゲンの分泌量が減少すると、それをきっかけに唾液の量が減少して、ドライマウスの症状を感じるように。
そしてドライマウスが原因になって、口腔内の様々なトラブルを実感します。
唾液の量が減少すると、口腔内に雑菌が繁殖しやすくなり、小さな傷でも細菌が繁殖してどんどん悪化することに。
これまでなら口内炎にならなかったような傷でも、口内炎になってしまうんです。
口内炎ができる原因とは?
そもそも口内炎ができる原因は何かといえば、
- 歯磨きのし過ぎで歯肉や舌を傷つけた場合
- ストレスで免疫システムに異常が起こった場合
- タバコや香辛料などの刺激物
- 慢性的な睡眠不足
- アレルギー症状
- ビタミンB12や鉄分が不足した場合
これらのいずれかの理由をきっかけに、口内炎が起こることになります。
特に更年期障害の影響で、40代〜50代の女性はドライマウスの傾向が強くなるので、その影響で口内炎になってしまうことに。
舌痛症とはどんな症状のことなのか?
舌痛症とは、口の中の粘膜面に生じる原因不明の痛みのこと。
口の中のヒリヒリ感やカーッとした痛み、ピリピリした不快な異常感覚が、1日に2時間以上で3ヶ月以上にわたって連日繰り返すもの。
臨床的に明らかな原因疾患を認めない病態なので、本人が感じる痛みが全てであり、他人が見ても異常がないという特徴があります。
中には仕事ができないほどの痛みを感じる人もいるほど、重篤な症状を発揮することも。
さらに不安やうつを伴っていることも多いので、更年期うつまで進展する可能性もありますし、味覚障害を併発することもあります。
口の中が乾燥することで、舌や歯肉の粘膜は炎症を起こして痛みを感じるようになり、辛味や塩味などの味刺激にも過敏になったり、食事を摂るのがおっくうになることも。
舌痛症の発症頻度は、全人口の0.7〜3%ほどの人が発症。
特に更年期の女性に多く、閉経後の女性における有病率は、12〜18%とも言われているほどの状態なので、特に意識的に注意が必要です。
更年期の口腔内のトラブルの対策法とは?
更年期障害の口腔内トラブルの原因は、ずばり唾液の減少。
その状態を改善するためには、水分を摂取する頻度を増やすことが基本です。
白湯やお茶、スポーツドリンクなどで良いので、口が乾燥する度に少量で良いので口を潤すようにすること。
飲みはじめはそこまで効果を実感することがないと思いますが、数ヶ月間、意識的に水分摂取量を増やすことで、徐々に体調に変化が出てきます。
唾液の減少分をしっかり補給することで、口腔内のトラブルが起こりにくくなりますので、しっかり水分補給を意識しましょう。
また漢方薬を飲むようにすることで、口の渇きを改善できた人もいますので、病院で診察を受けて処方してもらうのもひとつの方法です。
いずれにしても、口内炎や舌痛症の症状を放置することは、あまり良いことではありませんので、しっかりと対処法を実践して、症状の改善に務めましょう。
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