更年期の女性には、坐骨神経痛の症状を発症する人が増えますが、更年期障害との関係性はどうなのでしょうか?
慢性腰痛の症状を持っている人は、更年期に坐骨神経痛を発症しやすい特徴があると言われています。
更年期の女性に多い坐骨神経痛の原因や症状、対処法や改善方法などをまとめて解説します。
目次
更年期にも多い坐骨神経痛の原因や症状とは?
坐骨神経痛の症状は、坐骨神経が圧迫されたり、引っ張られたりすることで発症します。
坐骨神経とは腰椎の上から4番目と5番目と、骨盤の仙骨の前面から足先まで伸びる最も大きな神経なので、坐骨神経痛になることで、様々な症状が起こります。
下半身の痛みやしびれ、足に力が入りにくくなるなど、最悪の場合には歩行障害が起こることもあるので、症状の悪化には注意が必要。
特に高齢者に多い症状は、お尻、太ももの後ろ側、すねなどの痛みやしびれ。
坐骨神経痛の原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、ぎっくり腰などで、高齢者の場合には筋力の低下による影響が原因になることもあります。
更年期に多い坐骨神経痛の原因は、梨状筋症候群
梨状筋とは、お尻の深層部の坐骨神経のすぐ上にある筋肉で、股関節を外側に回転させる際に使われる部分です。
加齢に伴いお尻部分の筋肉が衰えると、梨状筋に対する負担が増え、その影響で坐骨神経を圧迫することで、坐骨神経痛の症状を誘発します。
これが更年期に多い坐骨神経痛の原因のひとつ。
普段から運動不足が続いたり、体を動かす機会が年齢とともに減少することをきっかけに、梨状筋症候群の原因を生み出します。
特に慢性腰痛に悩んでいる人の場合には、加齢に伴う筋力低下が起こり、梨状筋を酷使することが多いので、注意が必要です。
生活習慣が原因で筋肉が緊張し、坐骨神経痛になることも
高齢者になると、筋力低下による坐骨神経痛だけではなく、筋肉の緊張が原因で坐骨神経痛を発症することがあります。
普段の生活を思い浮かべてください。
- 長時間同じ姿勢で座っていませんか?
- 重たい荷物を持つ際に、いつも同じ手を使っていませんか?
- 台所で料理をしている時に同じ軸足に体重をかけていませんか?
これらの何気ない行動が何十年も続くことで、少しずつ お尻の深部筋が緊張し、年月をかけて骨の様な固さに変化するんです。
その結果、緊張した筋肉が坐骨神経を圧迫したり、血流悪化を招くことで坐骨神経痛の症状を実感することも。
更年期には、坐骨神経痛を実感する人が多いということを予め認識しておきましょう。
更年期における坐骨神経痛の対策方法とは?
更年期になって、坐骨神経痛になると筋力低下が原因の場合が多いので、病院に行くと、運動やストレッチを勧められます。
若い時なら難なくできた運動も、更年期に若い時の気持ちで行ってみると、すぐに息切れして、心臓がバクバクして、もしかして更年期障害が悪化したかも。
と考える人もいたり、まさか、自律神経失調症のような症状だけど運動しても大丈夫なの?と不安になったりする人もいます。
またすでに坐骨神経痛の症状が出て、足のしびれや痛みがあることで、歩いたり運動したりすることが、億劫になってしまう人も。
そうなると、お尻の筋肉を鍛えることもできず、梨状筋の負担を減らすこともできませんので、坐骨神経痛はどんどん悪化しがち。
運動が十分にできない場合には、別の方法で梨状筋の負担を減らすことが必要です。
筋肉の緊張を軽減させ、坐骨神経痛の症状を緩和する
筋肉の緊張が原因で、坐骨神経痛を発症していることも考えられますので、凝り固まった筋肉の緊張を軽減させることで、坐骨神経痛の症状が緩和することもあります。
柔軟やストレッチを行ったり、湯船にしっかり使って筋肉の緊張をほぐしたり、食事量を減らすことも効果的。
これなら運動の様に体を動かすことは不要なので、足のしびれや痛みが酷い時にも行うことができます。
運動ができるのなら、運動にプラスして筋肉の緊張をほぐすことで、より効果的に坐骨神経痛の症状を緩和することが可能。
いずれにしても、坐骨神経痛を放置することは、あなたの健康上のメリットは全くありませんので、できることから改善していくようにしましょう。
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