更年期障害の症状を実感する40代や50代の女性でも、妊娠する可能性があることを理解していますか?
生理もしばらく来てないし、閉経したと思っていた女性でも、妊娠する可能性がゼロではありません。
更年期の女性が陥りがちな不用意な妊娠について、基本的な情報をまとめて紹介します。
目次
更年期の女性でも閉経までは妊娠する可能性がある。
一般的に更年期障害が始まる前の40代の女性の多くが、月経の周期が乱れ28日周期ではなく、2〜3ヶ月に一度とか、不意に月経になるなどの症状を感じます。
更年期の年齢である45歳を過ぎた頃には、無排卵月経になったりと、ほぼもう妊娠することはないだろうと安心しがちですが、閉経までは妊娠の可能性はゼロではありません。
最近の傾向として、10代や20代の人工中絶は減少しているものの、40代50代の人工中絶は横ばいで減少していないことからも、更年期に不意に妊娠してしまっている夫婦が多いこともわかります。
不妊治療の苦しんでいる女性がいる一方で、不意の妊娠に頭を抱えている人も。
これは更年期になったし、月経周期も乱れているし、もう妊娠することはないだろうという誤解から生じていること。
閉経にならない限り、女性には妊娠する可能性があるということを理解すべき。
更年期の女性でも閉経までは排卵している
更年期になり、年に1回しか月経が来ない場合でも、月経があるということは、それに乗じて排卵が起こっているということ。
もしそのタイミングで避妊をしなければ、妊娠する可能性があります。
これは50歳女性でも有り得る話ですし、実際に50歳になって自然妊娠した女性もいますが、大切なことは計画された妊娠かどうか。
50歳女性が妊娠&出産をすれば、成人するタイミングでは70歳以上になっているわけです。
そこまで体力が持つのか?金銭的にも大丈夫なのか?ということも大切ですが、高齢出産には様々なデメリットが伴いますので、しっかり考える必要があります。
若い時に比べると卵胞ホルモンや黄体ホルモンが減少し、子宮内膜も十分な厚みを持っていないことで流産や、染色体異常による先天性異常のリスクも。
もちろん、健康に生まれてくる赤ちゃんもいますが、そうではない確率が高まっている状態あるということを理解することも大切です。
中には、不倫相手の子供を身ごもってしまう人もいますので、更年期になったから妊娠しないと安易に考えない方が良いでしょう。
更年期の女性は妊娠に気づかないこともある。
更年期の年代の女性の中には、自分が妊娠したことに全く気づかない人もいるんです。
その大前提に、更年期の女性は妊娠しないと考えている点がありますが、それ以外にも幾つかの理由が考えられます。
- 結婚しても、子宝に恵まれなかった
- ウエストが太くなったのは、中年太りだと思っていた
- お腹が張っているのは、食べ過ぎだと思っていた
- 生理不順は、更年期だからと思っていた
- 生理が来なくなったので、閉経したと思っていた
身体が出している妊娠の兆候にも全く気づかずに、過去には救急医療センターで妊娠を告げられて、そのまま出産という女性もいたくらい。
思い込みで、更年期の女性は妊娠しないと思っているので、全く妊娠に気づかないという人もいるんです。
更年期の月経周期の長さや頻度は閉経のサインではない
この点を間違えない方が良いと思います。
更年期になって、生理不順になったり、半年とか1年間も生理がないのと、妊娠の可能性がないのは同じ話ではありません。
閉経とは、一般的には1年以上月経がない状態を指しますが、かなり個人差があるもの。
中には1年以上月経がなかったのに、更年期に妊娠してしまった女性もいるんです。
だから本当に閉経したのかどうかは、病院でホルモン検査をしたり、基礎体温を計測して閉経前に起こる症状などから判断するしかありません。
それをせずに、多分閉経しているし、この年齢だから妊娠することがないと思うのは止めましょう。
そういったことが原因で、人工中絶をしなければならないのは、本当に悲しい話です。
完全に閉経するまでは、更年期でも女性は妊娠する可能性があることをまずは理解して、不意の妊娠が起こらないようにしっかり避妊を行うようにしてください。
更年期に多い女性特有の不調を医薬品で効果的に治療しませんか?

→更年期障害の「骨粗鬆症による大腿骨骨折」に関する慶應義塾大学の研究発表と効果的な予防法は?
>>抗酸化作用が更年期のあなたを守る<<
天然ビタミンEを高配合なのに、980円からお試しできるコスパも魅力なトコフェロンEナチュールは医薬品だから、バッチリ抗酸化作用を実感できますよ!

私もトコフェロンEナチュールで、更年期特有の血行障害による冷えや肩こりなどの症状が随分ラクになって、夜も快眠できて健康を取り戻せました!