更年期の女性に増えるのが、月経過多の症状や大量の出血量に驚かされる生理ですが、どのようなことが原因なのでしょうか。

ストレスや自律神経の乱れ、女性ホルモンのエストロゲンの減少や婦人病など様々な原因があるそうです。

それぞれがどんな仕組みで引き起こされているのか、閉経前の更年期ならではの月経過多の症状をまとめて解説。

閉経前の更年期には、月経過多や出血量が大量の生理が増える!

更年期が終わると月経がなくなりますが、閉経前の最後のタイミングでやってくる人が多いのが月経過多

夜用ナプキンでも漏れてしまうほど大量の出血量に悩まされたり、急に生理になってしまったり、月経に関する様々な悩みが増えます。

でもなぜ更年期になると、月経過多に悩む女性が増えるのか?また月経過多の症状から考えられるその原因とは?

気になる更年期の生理に関する情報をまとめて紹介しますので、もしあなたが月経過多や出血量の多さに悩まされているのなら、この記事を読んで参考にしてください。

更年期の月経過多はストレスで自律神経が乱れているからかも

強いストレス状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位な状態が続きます。

この交感神経が優位になっている状態は、実は血流を悪化させる原因のひとつ。

交感神経が優位になると、血管を収縮させ血圧と心拍数が上昇してしまいます。

それをきっかけに慢性的な血行不良や血流悪化が起こる状態に。

血流悪化は身体の冷えにつながり、全身の血流がどんどん悪化して、それが原因で大量出血の生理が起こります。

血流の悪化と大量出血が結びつかないかもしれませんが、冷えは確実に大量出血の要因。

全身が冷えると生殖器官を守ろうと、身体の防御反応が起こり、子宮内では線維芽細胞が増殖し、子宮内膜の厚みが増えます。

その結果、月経時に剥がれる量が増えて大量出血に繋がりますので、更年期のストレスや身体の冷えは、月経に悪影響を与えることを理解して、対処するようにしましょう。

慢性的なストレスは、月経以外にも更年期障害の症状を悪化させる要因ですので、リラックスすることや、意識的にストレスを解消することが大切。

更年期の月経過多は子宮筋腫などの婦人病が原因の場合も

子宮筋腫は非常に多い婦人病で、40代の女性になると4人に1人が発症していると言われていたり、無症状の人も含めば、半数の女性にあると言われている一般的な症状。

子宮筋腫にも様々な大きさがあり、米粒くらいのサイズであれば、特に痛みも出ませんので、放置しても良いと言われています。

しかし子宮筋腫があると、大量の出血量に悩まされることがあるので、注意が必要。

更年期に子宮筋腫が増える人もいますが、閉経することで子宮筋腫も徐々にサイズが小さくなり、治療する必要もない状態になります。

ただ子宮筋腫ができる人の特徴に、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が多いというものがあり、それが閉経時期を伸ばす要因に。

なので子宮筋腫のしょ雨情がある人は、平均的に閉経の時期が遅jくなる傾向がありますので、月経過多や大量出血が続く場合には、婦人科で診察を受けることも必要かもしれません。

更年期の月経過多は、子宮内膜症や子宮腺筋症の場合も。

一般的には、子宮筋腫で大量出血や月経過多の症状に悩まされる人が多い傾向がありますが、子宮内膜症や子宮腺筋症の場合もあります。

子宮内膜症とは、20代の女性に最も多い症状で、子宮内膜が本来できるべきではない場所で増殖する症状。

子宮筋層や骨盤の中、腸などで子宮内膜が増殖してしまうことで問題に。

子宮内膜症の進行には、エストロゲンの分泌量が関係していますので、生理があればあるほど発育していくことになります。

子宮腺筋症とは、子宮筋層内に子宮内膜が進行してくる症状で、強い生理痛や月経過多を招く原因のひとつ。

子宮腺筋症が進行すると、下腹部痛が続いたり、性交痛、排便痛など様々な痛みを感じたり、月経過多の繰り返しで貧血になってしまうことも。

日常生活にも影響が出ますので、月経過多だけではなく激しい生理痛がある場合には、早めに病院を受診しましょう。

更年期の月経過多の症状改善に低用量ピルが役立つ

更年期の低用量ピル?と思うかもしれませんが、低用量ピルは月経過多を抑制する非常に効果的な薬。

ただ更年期の場合、低用量ピルを摂取することでホルモンバランスに影響がでることもあるので、自己判断で使用するのは止めた方が良いと思います。

低用量ピルを服用することで、

  • 排卵を抑制し、子宮内膜が厚くなるのを予防して出血量が減少する
  • 月経リズムを整えることで、月経過多の症状を改善する

これらの効果を通じて、更年期の月経過多を抑制したり、出血量を調整することができますが、低用量ピルを服用できない人もいます。

低用量ピルが服用できない人は、

  • 高血圧の状態の人
  • 1日15本以上の喫煙習慣がある人
  • 乳がんや子宮がんを発症している人

基本的に婦人科で処方してもらう分には、これらのチェックも含み効果的な治療方法で症状の改善を行うことができるでしょう。

更年期には様々な理由で、月経過多や出血量の多い生理に悩む人が増えますが、病院で検査や治療を行うと改善する人がほとんど。

更年期だからと放置せずに、気になる症状があるのなら、早めの検診も心がけましょう。

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