身体を冷やしてしまうビールですが、実は少量なら更年期障害の症状改善に役立つ作用があるのを知っていますか。
ビールの材料のホップに、更年期世代に嬉しい様々な効果や効能があることがわかっているんです。
実際に更年期障害にどのような改善作用が期待できるのか、ビールのホップの効果を徹底検証しますので、参考にしてください。
目次
ビールのホップに女性ホルモンのエストロゲンに似た作用がある。
女性に更年期障害が多い理由のひとつが、女性ホルモンのエストロゲンが減少し、その結果、様々な不調が起こるというもの。
だからエストロゲンの分泌量を確保したり、イソフラボンのようなエストロゲンに似た作用がある成分を摂取することが更年期障害の症状改善に役立つと言われています。
イソフラボンのようなエストロゲンに似た作用がある成分のひとつが、ビールの材料にも使用されているホップ。
ホップの成分のひとつであるフィストロゲンがエストロゲンに似た構造なので、ホップを摂取することで、エストロゲンの減少で起こる様々な不調を改善する効果が期待できます。
この効果は実際にアメリカで行われた研究でも確認されており、閉経後の67名の女性にホップを摂取させたところ、6週間ほどで更年期障害の症状を改善する効果を実感。
ホップのフィストロゲンもイソフラボン同様に、エストロゲンの減少が不足を補完する作用があると考えられるでしょう。
だから更年期障害に伴う様々な症状の改善や、骨粗しょう症の予防にも役立つことがわかっていますので、適度な量を摂取するのがおすすめです。
ビールのホップはヨーロッパではハーブとして活用されている
ホップといえば、ビールで摂取するものだと思っている日本人が多いですが、元々ホップが注目されていたのは、ヨーロッパではハーブとしての効果。
ハーブとしてのホップに認められている効能としては、鎮静作用・リラックス効果・不眠や不安の改善効果・抗ストレス・高血圧改善・血糖値の抑制・PMS・更年期障害・・・等があるんです。
すでにヨーロッパでは、月経前症候群(PMS)や更年期障害に伴うイライラや冷え、肩こりなどの症状改善に役立つ効果があることがわかっている状態。
ちなみにホップの効能は、東洋医学でも不眠改善薬として認められていますので、更年期にありがちな不眠や夜中に何度も起きてしまうような状態の改善や予防にも役立つというわけ。
ホップがビールだけのものだと思ったらお間違いで、実際に国内のハーブ専門店では、ホップのハーブティーなども販売されていますので、ビールが苦手な人はそれがおすすめかも。
ビールのホップを更年期障害の改善に役立てるには?
最近はお酒を飲む女性も増えていますし、更年期に溜まりがちなストレスや不安感などの解消にも少量のアルコールは役に立ちます。
少量のアルコールを摂取することで、自律神経は副交感神経が優位な状態に切り替わり、リラックス効果や精神的な安心感を感じることができる状態に。
ただ過剰なアルコールの摂取は、自律神経を交感神経が優位な状態にしてしまいますので、いくらビールのホップが更年期に効果的でも、飲み過ぎは要注意。
ビールでホップの持つ作用を実感する為には、1日200〜350ccが適量だと言われていますので、それを限度に飲み過ぎには注意しましょう。
またビールによる自律神経の反転作用が持続するのは、1〜2時間なので、時間を意識しておくことも大切かもしれません。
更年期の女性にはビールの栄養素も健康や美容に役立つ
ホップを摂取する方法として、ビールをおすすめする理由には、豊富な栄養素を含有しているという部分もあります。
更年期になっても女性は女性、少しでも美しくありたいものですが、ビールには豊富なビタミンB2が含まれているのを知っていますか。
ビタミンB2といえば、美肌づくりに必要な栄養成分ですので、肌年齢が気になる女性にとっては嬉しいポイント。
さらにミネラル、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウムなどの栄養成分がほかのアルコール飲料と比較すると、ビールには大量に含まれている特徴も。
だからこそビールの栄養素を活用して、少しでも健康や美容面でのメリットを享受して欲しいところ。
ビールを飲むと太るのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実はビール単体では太りにくいんです。
実際に摂取するカロリーも、血行促進や体温の上昇などに使用されるので、実はビールだけを飲んでいるのなら、太りにくい特徴が。
ただビールには食欲促進効果がありますので、おつまみを食べすぎてしまう傾向があるので、その点は注意しましょう。
更年期障害の改善に必要な少量であれば、そこまで酔うこともないと思いますので、大丈夫かと思いますが、ビールを飲んだあとの食欲には注意しましょう。
ビールには骨粗しょう症を予防する効果もある
更年期の女性にとって、最も注意しなければならない症状のひとつに骨粗しょう症があります。
骨粗しょう症が進行し、大腿骨骨折をしてしまうことで、寝たきりになる人が多いので、健康寿命を少しでも長くする為には、骨粗しょう症の予防が大切なこと。
そこで役立つのがビールの持つ、骨を強くする効果。
実は様々な研究によって、ビールのような低アルコール飲料を飲むことで、骨が強化されることがわかっています。
これは骨密度を高め、骨がもろくなるの防ぐ作用のあるケイ素を含有しているから。
その効果にあわせてフィストロゲンが、エストロゲンの効能をサポートすることで、骨密度の低下を防ぐことが可能です。
エストロゲンには、骨を破壊する破骨細胞の働きを抑制したり、カルシウムの吸収を助けることで骨密度を増加させる作用がありますので、フィストロゲンがそれを代用してくれるというわけ。
このように適量のビールを生活に取り入れることで、女性の悩みに多い更年期障害の症状改善に役立ちますので、適量のビール生活なら、実践してみる価値はあると思いますよ。
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→更年期障害の「骨粗鬆症による大腿骨骨折」に関する慶應義塾大学の研究発表と効果的な予防法は?
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