更年期の女性に円形脱毛症を発症する人が増えるようですが、これは更年期障害と直接関係のある症状なのでしょうか?
更年期の女性の脱毛にはどのような特徴があるのか?その原因を知ることで、効果的な対策方法を実践することができます。
そこで更年期の女性の薄毛の種類や基本的なケア方法を簡単に解説しますので、できることから対処していきましょう。
目次
女性の更年期障害と円形脱毛症の関係とは?
円形脱毛症とは、男性でも女性でも起こり得る症状で、特に更年期になると急激に増えるというわけでもなく、どの年齢でも起こり得る症状。
しかし更年期特有の原因をきっかけに、女性でも円形脱毛症を発症してしまう事があるんです。
そもそも円形脱毛症とは、髪の毛が少しずつ抜けていくタイプの脱毛症ではなく、ある日気づいたら、ごそっとまるごと髪の毛が抜けてしまう症状。
1箇所ないし、複数箇所の髪の毛が抜け落ちてしまい、女性にとっては誰にも気づかれたくない脱毛症のひとつ。
その一番の原因は、ストレスによる自己免疫疾患。
細菌から実を守るための免疫機能が異常を起こして暴走し、毛胞を破壊してしまうことで、急激に髪の毛が抜けてしまうタイプの脱毛症のことです。
円形脱毛症はアレルギーによって引き起こされる場合もありますが、ストレスによるものがほとんどの原因。
なぜそんな円形脱毛症が、更年期にの女性に起こるのでしょうか?
更年期の女性は女性ホルモンの減少で、ストレスを感じやすい
更年期の女性の多くは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減少し始めることで、ホルモンバランスが悪化し、自律神経のバランスも乱れます。
その結果、イライラしたり、不安感が高まったり、様々な状況でストレスを痛感し、その状態に苦しむことに。
そして更年期障害の症状がさらにストレスを増大させ、精神的ストレス+肉体的ストレスの影響で、円形脱毛症を発症することに繋がります。
更年期になると、不眠や睡眠トラブルが増えることも、ストレス解消や発散ができない原因となり、どんどんストレス耐性も低下し、ストレスに負けやすい状態になっているんです。
そんな状態がベースにある女性だからこそ、更年期に円形脱毛症を発症し、されにそれがストレスになり、どんどん症状が進行する場合も。
そういった悪循環に陥らないためにも、ストレスをどう解消するのか?ということが更年期の円形脱毛症を予防する方法のひとつ。
更年期の円形脱毛症を予防するためにもストレス解消は必須
更年期の女性を取り巻く環境は、非常にシビアなものがあります。
家庭では、家事や育児、親の老後の世話や介護、子供の進学や就職の悩みなど、様々な出来事がきっかけになりストレスを溜めがち。
仕事では、責任の重い仕事を任されてしまったり、新人教育や部署の責任者などの役職や地位の重責がきっかけでストレスを溜めることに。
この様に家庭でも仕事でも、本当に多くのストレスを生み出すきっかけは多いものの、実際にそのストレスを解消する時間がないことも問題です。
本来なら、リラックスタイムを設けたり、ストレス解消に1人で趣味に没頭する時間、ゆっくり入浴する時間などが必要になりますが、その時間の確保すらできない。
だからストレスにドンドン悩まされる事になります。
そんな前提条件があることを理解して、ストレスを積極的に解消することが必要。
だから円形脱毛症になったということは、身体からのシグナルだと思って、これまで頑張ってきた自分を褒めてあげて、少し休ませてあげましょう。
更年期の女性は、薄毛になりやすい原因が他にもある。
更年期の女性に多い一般的な薄毛や脱毛症と言えば、びまん性脱毛症です。
男性型の脱毛症は、前頭部や頭頂部からどんどん抜け毛が増え、おでこが広がったり、頭頂部にハゲができたりと、自分だけではなく周りにもわかりやすい症状。
それに引き換え、女性の脱毛症であるびまん性脱毛症とは、髪の毛全体のボリューム感がなくなり、まんべんなく徐々に抜け毛が増える症状のこと。
このびまん性脱毛症は、女性ホルモンのエストロゲンの減少が直接原因になり、髪の毛の毛髪サイクルが乱れることで起こります。
エストロゲンが減少すると、髪の成長期が短くなり、休止期が長くなってしまうという特徴が。
そしてエストロゲンの減少が続くことで、毛穴から出る髪の毛の本数が少なくなり、細くなったり、色が抜けたりと全体的に薄毛になってしまいます。
びまん性脱毛症とは、更年期以外でもホルモンバランスが悪化し、女性ホルモンのが減少した時に女性に増える症状で、最近は20代や30代の女性にも多い症状。
若い女性がびまん性脱毛症になった場合は、食生活の改善によりホルモンバランスを整えることで、症状を改善することもできますが、更年期の場合には根本解決は難しいもの。
少しでも抜け毛の症状を改善する為に、卵巣機能低下とエストロゲンの減少を緩やかにすることが必要です。
ストレスはホルモンバランスを悪化させ、抜け毛を増やす!
円形脱毛症の原因は、ストレスですし、女性ホルモンのバランスを悪化させるのもストレスが原因のひとつ。
だからこそ、円形脱毛症やびまん性脱毛症の症状を改善&緩和するためにも、更年期の女性は積極的にストレスを解消したり、ストレスを発散することが大切です。
ストレス解消法としては、
- 規則正しい生活習慣で過ごす
- バランスの良い食生活に変える
- 半身浴や全身浴でリラックスする
- 好きな音楽や映画を見る
- ウォーキングやストレッチを行う
- 趣味や好きなことに没頭する
などなど、様々な方法があると思います。
家族や友人にも協力してもらうことも必要かもしれませんが、自分の時間を持つことはとても大切ですので、しっかりと相談して行いましょう。
そうすることが、あなた自身のためであり、家族や周りの友人にも優しくできることに繋がります。
更年期の脱毛症や抜け毛、誰しもに起こり得ることですが、しっかり対処すれば更年期以降でも女性の場合は、髪の毛を増やすことができるということはわかっていますので、諦めないことが大切。
ストレス解消や女性ホルモンのバランスを整えたり、頭皮環境やシャンプーをあったものに変えることなど、頭皮環境を直接改善することも含めて対処していきましょう。
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