更年期の女性に多いのが、腹痛や下腹部痛の症状を感じているものの、自己判断で放置してしまうこと。

更年期の腹痛や下腹部痛には、更年期障害の影響と、病気が原因の可能性もあるので、症状によっては病院でチェックすべきものも。

実際にどんな病気があるのか、更年期障害の腹痛の症状の特徴なども合わせて説明します。

更年期になると腹痛や下腹部痛の原因が増える!

更年期の女性が悩む症状のひとつに、腹痛や下腹部痛があります。

大きく分類すると、この3つのパターンになります。

  • 加齢に伴う子宮の収縮
  • 婦人科系疾患によるもの
  • 胃腸不良によるもの

加齢に伴う子宮の収縮ならば、女性ホルモンのエストロゲンの減少や筋肉の収縮によるものなので、そこまで気にすることはありません。

実際に50歳代の女性の多くは、成人女性の30〜50ほどの大きさしかないほどまで、子宮の収縮が起こります。

しかし普段から生理痛で、腹痛や下腹部痛のような症状の慣れている女性は、この身体からのメッセージを見逃しがち。

子宮の収縮に伴う更年期障害の場合、下腹部の重い痛みや締め付けられるような感じを実感します。

ただ子宮の収縮が起こることで、子宮内膜も萎縮して薄くなるので、おりものも降りてきているということだけは理解しておきましょう。

では実際にどんな病気が隠れている可能性があるのか、婦人科系疾患と胃腸不良によるものに分けて説明したいと思います。

婦人科系疾患による腹痛や下腹部痛とは?

更年期における女性ホルモンのエストロゲンの分泌量の減少は、子宮の収縮を引き起こすだけではありません。

婦人科系疾患の原因にもなりますので、同じような腹痛でも実は病気によるものということもあります。

実際に更年期の女性がなりやすい婦人科系疾患には、どのようなものがあるのかを紹介します。

子宮下垂・子宮脱

子宮の収縮の影響を受けて、子宮の位置が正常よりも下にズレて、膣内まで入ってしまっている状態が子宮下垂。

子宮下垂の症状を発症すると、下腹部に違和感や圧迫感を感じたり、尿失禁の症状を併発することもあります。

子宮下垂が進行し、子宮の一部ないし、子宮の全部が膣外に出てしまうと子宮脱になります。

子宮脱や子宮下垂は、子宮を支えている筋肉の老化も原因のひとつ。

子宮下垂や子宮脱になると、子宮の自浄作用が低下し、大腸菌が侵入するなどして、膣炎を発症し、子宮にまで炎症が広がることもありますので、治療が必要です。

ちなみに膣炎が子宮まで進行すると、ひどい腹痛に襲われますので、十分に注意しましょう。

子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮内膜が卵巣表面や骨盤内など子宮内以外の部分と癒着したり、浸潤することで、正常な子宮内膜のように増殖と剥離を繰り返す病気です。

子宮内膜症は、不妊症の原因にもなる病気なので、妊娠&出産前の女性には特に注意すべき症状。

更年期にもエストロゲンの分泌量の変化の影響により、子宮内膜症の症状を発症することもありますので、激しい腹痛や腰痛がある場合には、婦人科での検診を早めに受診しましょう。

子宮内膜症の特徴としては、性交痛や排便痛を感じたり、生理のたびに症状が悪化して生理痛がどんどんひどくなることも。

更年期だから妊娠しないし、問題がないのでは・・・と放置することがないようにしましょう。

子宮筋腫

成人女性の5人に1人が発症するのが子宮筋腫です。

子宮を形成する筋肉細胞が女性ホルモンのエストロゲンの影響で増大していく症状ですが、ガンと違い悪性というわけではなく、閉経が近づくことで症状が落ち着く傾向にあります。

子宮筋腫はできる筋腫の大きさや数によって、その症状が異なり、生理痛が重く感じる程度(生理時の出血の増加、期間の長期化、下腹部の痛み、不正出血)です。

場合によっては治療を優先すべきこともありますので、放置しても良いものかを婦人科で確認しておきましょう。

更年期に子宮筋腫の状態が悪化すると、腫瘍が悪性化することもありますので、症状の進行に合わせた適切な治療おこなうようにしましょう。

子宮腺筋症

子宮腺筋症とは、子宮内膜の組織の一部が、子宮筋層に潜り込んでしまう病気で、その影響で子宮壁がどんどん厚くなり、子宮のサイズも大きく成長します。

子宮腺筋症の症状としては、激しい生理痛と月経血の量が増えるので、すぐにおかしいと感じるはずです。

卵巣がん

卵巣に癌ができる病気で、40代からその罹患率が向上し、50〜60代にピークを迎えます。

卵巣がんは、初期段階では自覚症状も少ないこともあり、気づかないことが多いんです。

しかし卵巣がんの進行は早く、気づいた時にはすでにステージ3やステージ4、末期に突入していることもありますので、がん検診や婦人科検診は欠かさないようにしましょう。

卵巣がんの症状としては、下腹部痛や下腹部のしこり、しこりの圧迫による頻尿などがあります。

胃腸不良による腹痛は自律神経の乱れが原因!

更年期なると便秘と下痢を繰り返すようになり、胃腸不良のような症状を感じることがあります。

この原因は、ストレスやホルモンバランスの変動による自律神経の乱れが原因。

排便機能は副交感神経の作用で機能しますので、自律神経が乱れることで正常に作用しなくなります。

腸内環境と自律神経は相関関係にあり、お互いに強い影響を与えていますので、どちらかが乱れると、もう片方も同じように乱れてしまいます。

腸のぜん動運動が低下することで便秘がちになり、腹痛を感じるようになります。

ぜん動運動が低下した腸では、排便がスムーズに行われなくなり、腸内に滞在する時間が長くなることで、より硬い出にくい便に。

便秘にならないように腸内環境を改善することが、自律神経の乱れによる腹痛を改善する対処法です。

腸内環境を改善し、自律神経の影響を最小限にする方法は?

では実際にどのような事を行うと、腸内環境を改善できるのかと言えば、

  • 起床時にコップ1杯の冷たい水を飲む
  • 食事で摂取する食物繊維の量を増やす
  • 発酵食品を積極的に食べ善玉菌を増やす
  • オリゴ糖を摂取してぜん動運動を促進する
  • 睡眠時間を確保して自律神経のバランスを整える
  • 有酸素運動を行い自律神経を整える

幸せホルモンのセロトニンの分泌量を増やすことも、非常に効果的な方法です。

更年期の腹痛や下腹部痛には、一過性のものと疾患性のものがありますので、ちょっとひどい生理痛だから・・・と見逃さずに、気になる症状がある場合には診察を受けましょう。

そうすることで、更年期も安心して過ごすことができますし、その後の健康にも非常にメリットがありますよ。

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