尿もれや頻尿も更年期の女性に多い症状で、加齢とともにその頻度や症状が悪化することがわかっています。

実際に尿もれや頻尿が起こる原因を知ることで、より効果的な対策を行うことができるようになるはず。

どこで効果的の女性に多い尿もれや頻尿、そして要注意すべき情報も含めて解説しますので、ぜひ役立ててください。

尿もれや頻尿は更年期になるとその割合が増える!


女性の場合、男性に比べると元々、尿もれの症状を自覚している人の割合が多く、4人に1人は若い頃から尿もれを経験しています。

しかし更年期の世代になると、その割合が増加し3人に1人になり、その頻度や症状も悪化しがち。

尿もれも初期段階では、くしゃみや咳をした際や立ち上がったり、運動をしたりすることで起こりますが、症状が悪化すると、歩いたり階段を上がったりするだけでも尿もれを起こすようになります。

そもそもなぜ尿もれが起こるのかと言えば、

  • 腹圧性尿失禁
  • 過活動膀胱

このふたつの原因だと考えられています。

では実際にそれぞれがどのような症状なのかも含め、更年期の女性に多い尿トラブルについて解説します。

更年期の女性に多い腹圧性尿失禁による尿もれとは?

腹圧性尿失禁とは、その名の通り、腹圧が高まることで尿もれの症状が起こるもの。

咳やくしゃみ、運動などの刺激でお腹に力が入り腹圧が高まることで、尿もれを起こしてしまいます。

腹圧性尿失禁の主な原因は、筋肉の衰え。

特に骨盤底筋が衰えてしまうことで、本来は尿道をしっかり閉じていることができるはずなのに、腹圧に負けて尿道が少し開き、尿もれを起こしてしまう状態。

だから腹圧性尿失禁の場合には、骨盤底筋の筋力アップが効果的な対策だと考えられています。

骨盤底筋を鍛える方法は、後ほど紹介しますので、もうひとつの過活動膀胱について、先に紹介します。

更年期の女性に増える過活動膀胱による尿もれとは?

過活動膀胱とは、膀胱に少量の尿が溜まっただけでも膀胱が刺激されてしまい、強い尿意を引き起こす症状。

頻尿といった方がわかりやすいかもしれません。

昼間に8回以上トイレに行く日中頻尿と、就寝時に2回以上トイレに行く夜間頻尿があります。

しかしトイレに行っても間に合わずに失禁してしまう切迫性頻尿があるので、尿もれの一部としてここでは解説します。

過活動膀胱の主な原因は、骨盤底筋の筋力低下と自律神経のバランスの悪化。

特に更年期になると、女性の場合はエストロゲンの減少を受けて、自律神経のバランスが乱れ勝ちになるので、膀胱が過剰に刺激されたり、収縮したりして頻尿の症状を引き起こします。

頻尿でも骨盤底筋の筋力低下が原因のひとつですので、やはり骨盤底筋を鍛えるトレーニング方法を普段から実践したほうが良いでしょう。

骨盤底筋を鍛える骨盤底筋体操を実践して、尿もれ対策を行おう!

骨盤底筋体操という非常に簡単に、セルフケアできる尿もれ対策がありますので、ここで紹介します。

骨盤底筋体操の方法は、

  1. 肛門と膣を10秒間締める
  2. 肛門と膣を10秒間緩める
  3. この動作を10回繰り返す

この骨盤底筋体操は座った状態でも、立った状態でも効果的ですので、気付いたタイミングで行うようにしましょう。

しかし骨盤底筋体操を2〜3ヶ月繰り返しても、尿もれや頻尿の症状が改善しない場合には、婦人科や泌尿器科を受診することをおすすめします。

少しうれしくない話ですが、最近は女性の尿もれや頻尿が一般的になってきたので、様々な治療法やグッズなどが用意されていますので、医師の意見も参考にしましょう。

骨盤矯正を行なって、骨盤底筋の緩みを予防・改善しよう!

骨盤底筋の筋力低下は、骨盤の歪みが原因で起こっていることもあります。

骨盤の歪みの矯正は、整体やカイロプラクティクに行くと、簡単に行ってもらうことができますし、専門家に体の歪みを矯正してもらうと気分的にもスッキリするでしょう。

骨盤が歪んでいたり、骨盤が開きすぎていると、骨盤底筋がしっかり動かずに筋力低下のきっかけになっていることもありますので、姿勢の悪い人や骨格が歪みやすい人は、施術を受けることも大切。

骨盤の位置に異常があると、どれだけ骨盤底筋体操を行なっても、その効果を実感できないこともありますので、骨盤矯正を先に行うことも良い対策法のひとつ。

更年期に多い自律神経のバランスの乱れは血流や生活習慣を改善しよう。

一般的な更年期障害の原因でもある自律神経のバランスの悪化は、生活習慣を改善したり、血流の改善を行うことでも、状態の悪化を予防・改善できます。

一般的な話ですが、

  • 規則正しい生活習慣
  • 栄養バランスの取れた食生活
  • 適度な運動習慣
  • ストレスを発散する
  • 血流改善に効果的なものを食べる

これらのことを実践することで、頻尿の原因でもある自律神経のバランスを改善することができますので、尿もれや頻尿だけではなく、更年期障害の症状改善のために実践しましょう。

更年期は膀胱炎になりやすい状態だと理解しよう!

頻用や尿もれなどの尿トラブルと同じように、更年期に問題になるのが膀胱炎。

忙しさのあまりトイレにいくのを我慢してしまうと、膀胱炎の症状を発症し、排尿時に沁みるようになります。

人間は排尿することで、尿道や尿管に侵入する細菌を洗い流していますが、尿意を我慢し続けると、細菌は繁殖して膀胱炎に。

更年期になると忙しさやストレスで、免疫力が衰えていたり、エストロゲンの減少で粘膜が薄くなったり、潤いがなくなり自浄作用を発揮できないことも。

まさに更年期の女性は、膀胱炎になりやすい状態ですので、尿意を我慢しすぎずに、意識的に膀胱炎を予防することを心がけましょう。

更年期といえども、まだまだ40代〜50代の女性なので、尿もれや頻尿、膀胱炎などは恥ずかしい症状かもしれません。

しかし放置することで、症状はドンドン悪化し、改善する事はありませんので、セルフケアでも解決できない場合には、しっかり医療機関を受信すること。

さらに尿もれや頻尿が起こりにくくなるように、普段から骨盤底筋体操を実践するようにしましょう。

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