胃もたれや食欲不振も、更年期の年代の女性に多い症状だということに気づいていますか?

なぜ更年期障害の症状で、胃もたれや食欲不振などの胃腸不良が起こるのか、その原因と対策方法について紹介します。

食べ過ぎたわけでもないのに胃もたれがする、これはすでに更年期障害の症状で胃もたれが起こっている状態ですよ。

更年期になると、胃もたれや食欲不振の症状が出やすくなる

誰にでも起こることなのですが、更年期の世代になると、以前なら美味しく食べられた量が食べられなくなったり、普通に食べているだけなのに胃もたれを起こしたり。

そのような胃もたれや食欲不振の症状が出ます。

確かに更年期の後半や閉経後の年齢は、胃がんなどの病気を発症しやすい年代ではありますが、更年期で主に起こる胃腸不良は、更年期障害によるもの。

特に更年期障害に多い症状の中でも、胃の不調に関する悩みはベスト10に入ってくるようなレベル。

だから多くの人が実感する症状ですが、放置するのはよくないので原因と対策を知って、しっかり胃もたれや食欲不振も改善していきましょう。

更年期障害で起こる胃もたれや食欲不振はエストロゲンの減少がきっかけ

更年期障害自体が、女性ホルモンのエストロゲンの減少をきっかけに、脳の視床下部が混乱し、視床下部が管理している自律神経のバランスが悪化することで起こるもの。

しかしエストロゲンの減少が、胃に対しては直接作用し、胃の状態を悪化させています。

それがエストロゲンの粘膜に対する作用。

実はエストロゲンは全身の粘膜や皮膚にも様々な影響を与えており、エストロゲンが減少することで、胃粘膜にも影響が出ます。

エストロゲンの分泌量が減少することで、胃粘膜の状態を維持することができなくなり、胃粘膜が薄い状態に。

胃粘膜が薄くなるということは、胃がダメージを受けやすい状態になるので、少しの量で胃もたれを起こしたり、その影響で食欲不振になってしまうこともあります。

さらにエストロゲンの減少によるダメージは、胃全体に広がっていくことに。

自律神経のバランス悪化が、胃に強いストレスを与える

胃は自律神経の影響を強く受ける臓器で、自律神経のバランスが乱れることで、胃には強いストレスがかかります。

だから自律神経失調症の人や、うつ病傾向の人には、胃腸不良に悩む人も多い特徴が。

さらに追い打ちをかけるのが、更年期の世代には、多くのストレスに関する問題があるという点。

ストレス過多の状態が続くと、胃の状態はドンドン悪化し、さらに自律神経のバランスが乱れ、その悪循環から抜け出せなくます。

さらにストレスが強く交感神経が優位な状態が続くことで、胃の機能が低下し、胃が休まらずに胃液と胃粘膜のバランスも崩れて、どんどん胃の機能が低下します。

これらの要因が複雑に絡み合うことで、更年期の女性には、胃もたれや食欲不振などの胃の不調が起こることに。

更年期の胃もたれや食欲不振には、大豆イソフラボン!

更年期障害だけではなく、女性ホルモンのバランスを整える意味でも大事なのが、大豆イソフラボン。

やはり胃もたれや食欲不振の症状が出ているときにも、大豆イソフラボンを積極的に摂取することが効果的。

大豆イソフラボンは、

  • 大豆
  • 豆腐
  • 納豆
  • 味噌
  • 豆乳
  • きな粉
  • おから

などなど、様々な大豆関連商品に含まれていますが、大豆イソフラボンだけではなく、植物イソフラボンまで視野を広げると、

  • 豆類(いんげん豆、えんどう豆など)
  • ナッツ類(ピスタチオ、アーモンドなど)
  • 種子(亜麻仁、ごま、カボチャの種)
  • フルーツ(ざくろ、乾燥プルーンなど)
  • 野菜(ブロッコリー、アスパラガスなど)

これらの食材にも含まれていますので、胃の状態を整える為にも普段から家庭で旬の食材を調理したり、様々な食材を食べるようにすることも大切です。

そうすることで、更年期に減少するエストロゲンに似た作用を発揮する、植物エストロゲンを摂取することができ、胃養生にも非常に効果的。

更年期の胃もたれや食欲不振には、副交感神経が大事!

副交感神経を優位な状態にすることは、胃養生にも繋がり、胃の健康状態を整えてくれる自分でもできる方法です。

だから体を冷やさない事が基本で、毎日ぬるま湯の湯船に浸かることでも副交感神経を優位にすることができますが、食の部分でも意識すべきことがあります。

体を温めるものを食べることで、内側から冷やさずに温める効果も。

漢方の生薬である葛(くず)を使ったおかずや、柚子、橙、大葉、みょうがなども副交感神経を優位にする効果があります。

そこに消化を助ける酵素を大量に含んでいる大根、レンコン、里芋、オクラなどを組み合わせることで、弱っている胃の消化力を助けてくれることに。

このような胃養生を日々の生活に取り入れていくことで、徐々に胃の状態が改善し、胃もたれや食欲不振も改善されていきますので、普段から実践してみてください。

他にもお茶をペパーミントティーやカモミールティーに変えるだけでも、胃腸の状態を整えてくれたり、リラックス効果を実感することができますので、是非実践してみてください。

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