更年期になると、急に生理不順になったり、不正出血が増えたりと様々な更年期障害の症状が起こります。

更年期障害の症状として、最も最初に実感するのが生理不順だと言われています。

実際にどのような感じで生理不順や不正出血が起こるのか、また役立つ対策法についても解説します。

生理不順と不正出血は更年期に急増する症状!

生理不順とは、一般的に28日〜35日の正常な生理周期を外れて、急に周期が短くなったり、長くなったりする症状のこと。

例えば、2日早かったとか、3日遅れたというのが1〜2回起こったくらいでは、生理不順とは言いません。

生理周期が乱れるのは、ストレスや不規則な生活習慣やバランスの乱れた食事の影響で、若い世代でも起こりうる症状なので、単なる数日のずれならそこまで気にしなくともよいでしょう。

ただ、生理周期の大幅な乱れが繰り返し何度も起こった時に、はじめて生理不順だと理解すれば良いと思います。

更年期障害による生理不順の特徴とは?

平均的な日本人女性の閉経の年齢は、50才前後だと言われており、40代に突入した頃から、徐々に女性の体は閉経に向けた準備を開始。

そのため、更年期の女性は生理不順や不正出血が増える傾向があります

更年期障害特有の生理不順には、様々なパターンがあり、生理周期が徐々に短くなったと思ったら、急に生理が来なくなったり、生理周期の乱れを繰り返して閉経します。

生理周期の乱れにも幾つかの種類があり、

  • 頻発月経・・・24日間以下の短い周期で月経が起こる
  • 稀発月経・・・39日以上も次の月経までの期間が空く

このような感じで、頻発月経と稀発月経を繰り返し、1年以上も生理が来なくなり、閉経と判断されます。

閉経するまでの生理周期の乱れで多いのが、下記のようなパターン

  1. 生理周期が徐々に短くなり、生理が早く来る
  2. 経血量も減少し、生理期間が短くなる
  3. 生理周期が3〜4ヶ月に1度になり、間隔が開く
  4. 1年以上生理が来ずに、閉経する

更年期の生理の乱れは、女性ホルモンの減少が原因。

このように生理周期が乱れたり、不正出血が始まるのは、女性ホルモンのバランスが更年期になると大きく乱れるから。

生理周期は、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が変動することによって、一定の周期で来るようになっています。

ところが、更年期になると卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌量が大きく減少します。

エストロゲンの減少を察知した脳が、黄体ホルモンや卵巣刺激ホルモンを大量に分泌しますが、それでもエストロゲンの分泌量は変わらないので、脳下垂体が混乱します。

その影響は自律神経中枢にも及び、様々な更年期障害の症状を引き起こします。

更年期障害は、生理周期だけではなく不正出血に注意する

更年期障害で起こる生理周期の乱れは、不正出血を引き起こすきっかけにもなります。

出血量が少ないのであれば、そこまで問題になりませんが、更年期に起こり得るのが、急に起こる大量出血。

これは女性ホルモンの分泌量が少ないことで、子宮内膜の厚みが十分に厚くならずに、生理の際に剥がれ落ちないで残っていたものが、急に体外に排出されることで起こります。

全く意識していないタイミングで急に生理が来たり、大量出血で下着やショーツを汚してしまう可能性が。

更年期障害の生理不順や不正出血への対策法は?

更年期に起こる生理不順は、月経周期が短くなったり、ダラダラといつまでも出血が続いたり、急な大量出血が起こるなど、非常に予測困難な状態。

そんな生理不順だからこそ、事前の準備や対策が非常に大切です

生理不順を少しでも軽減できる方法を紹介しますので、更年期に突入していたり、普段から生理不順に悩んでいる人は実践してみてください。

大豆イソフラボンを摂取する

更年期障害で起こる生理不順のきっかけが、エストロゲンの減少。

そのエストロゲンと同じような作用があると言われているのが、大豆イソフラボンです。

豆乳や豆腐、きな粉などを普段から食べるようにすることで、大豆に含まれている大豆イソフラボンを摂取することができます。

大豆イソフラボンは化学式的に、女性ホルモンのエストロゲンと非常に似ていますので、減少したエストロゲンの働きをサポートする効果が。

大豆イソフラボンも過剰摂取は問題になるので、40〜50㎎の摂取量を目安にしましょう。

大豆イソフラボンの過剰摂取は、乳がんを誘発することもありますので、サプリメントでの過剰摂取には、注意しましょう。

ストレスを溜めすぎないようにする

若い女性の生理不順や生理周期が乱れる原因は、まさにストレスです。

仕事や家庭、友人関係等で起こるストレスがきっかけになり、ホルモンバランスが乱れて、生理不順につながります。

更年期という年齢は、親の介護や子供の成長など、様々なストレス要因が多い時期でもありますので、適度なストレス発散を意識的に行うようにしましょう。

睡眠時間を確保して、自律神経のバランスをとる

40〜50歳にかけては社会的にも家庭的にも非常に忙しい時期で、慢性的な睡眠不足に陥りがち。

睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れ、ホルモンバランスにも悪影響になりがちです。

更年期の症状に不眠や夜中の目覚めなどもありますので、意識的に睡眠時間を確保することは大切。

自律神経のバランスと女性ホルモンのバランスには、密接な関係もありますので、自律神経を乱さないようにしましょう。

体力の低下から、知らぬ間に疲れを溜めていて、それが原因になってホルモンバランスが乱れることもありますので、無理するよりも自分に優しくするのも良い方法です。

生理用品を常に持ち歩くようにする。

更年期の生理不順は、本当に厄介なものです。

どれだけ対策をしても、予期せぬタイミングで急に大量出血することもありますので、生理用品を持ち歩くのは基本的な対策。

若い時は、紙ナプキンだけでも問題なかった人でも、それではカバーできないほどの大量出血を引き起こすこともあります。

だから多い日用と、通常のものを両方持ち歩いた方がより確実。

閉経までの数年の付き合いですが、更年期の生理不順は本当に厄介なもの。だから今回紹介した対策法を実践して、少しでもうまく付き合っていくようにしましょう。

女性なら誰でも起こることなので、生理不順や不正出血にショックを受けずに、うまくやり過ごするのが最も良い選択です。

その為にも、更年期になる前に、生理不順や不正出血が当然起こるものと理解しておくとよいでしょう。

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