ゴナドトロピンという性腺刺激ホルモンが、更年期障害の原因になっていると言われていますが、何のことなのでしょうか?

ゴナドトロピンが更年期障害にどのように関係しているのか、エストロゲンの減少との関係性は?

気になるゴナドトロピンの情報や体内での作用を紹介し、更年期障害が起こるメカニズムを簡単に解説します。

性腺刺激ホルモンのゴナドトロピンにはどんな役割があるのか?

更年期障害が気になる女性なら、ゴナドトロピンのことを知っておいても良いと思いますが、知らなくともいずれ実感することになるのが、ゴナドトロピン。

ゴナドトロピンとは、性腺刺激ホルモンのことで、卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの2種類から構成されています。

さらに言えば、ゴナドトロピンは、脳下垂体から分泌されるホルモンのこと。

実は思春期に生理や排卵が始まるのも、脳下垂体から分泌さえるゴナドトロピンの影響を受けて、身体が反応するから。

2種類のゴナドトロピンの役割を簡単に解説すると、

  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)

卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵巣内の卵胞を成熟させる作用があります。

  • 黄体化ホルモン(LH)

黄体化ホルモン(LH)は、成熟した卵胞の排卵を促進させる作用があります。

だから、ゴナドトロピンがしっかり分泌されることで、生理や月経が毎月定期的に来る事になります。

ゴナドトロピンは、月経や生理を司る性腺刺激ホルモン

もう少しだけ詳しくゴナドトロピンが、月経や生理にどのような影響を与えているのかを紹介すると・・・

  1. 脳の視床下部がゴナドトロピン放出ホルモンを分泌
  2. 脳下垂体がそれを受容し、ゴナドトロピンを分泌
  3. 卵胞刺激ホルモンが卵胞を発育&成熟させます
  4. 卵胞刺激ホルモンの影響で卵巣からエストロゲンが分泌
  5. エストロゲンの影響で黄体化ホルモンの排出を促進
  6. 黄体化ホルモンの刺激で排卵が促進され、排卵
  7. 排卵後の卵巣に黄体化ホルモンを刺激し、プロゲステロンを分泌
  8. プロゲステロンが子宮内膜を厚くし、着床できる状態に。

これが月経や生理のホルモン側から見た一連の流れです。

ゴナドトロピンが分泌されなければ、エストロゲンもプロゲステロンも分泌されず、月経もなく、妊娠できない状態だということがわかりますよね?

さらにゴナドトロピンの分泌が、エストロゲンとプロゲステロンの分泌のきっかけであり、それを司っているのが、脳の視床下部というところが重要なポイント!

ゴナドトロピンと更年期障害の関係性とは?

脳の視床下部と下垂体が、ゴナドトロピンの分泌に関与しているだけではなく、体内の女性ホルモンの分泌量をチェックしています。

初潮以降は、この仕組みがしっかり作用し、ゴナドトロピン放出ホルモンを分泌すれば、エストロゲンもプロゲステロンも調整できる状態が普通。

しかし、更年期になり卵巣機能が低下すると、この絶妙なバランスに乱れが生じ、それが原因となり更年期障害の様々な症状を誘発することに。

脳の視床下部や下垂体が、女性ホルモン(特にエストロゲン)の減少に気づき、そこでゴナドトロピン放出ホルモンやゴナドトロピンを分泌します。

しかし、上記の1〜8の項目で紹介した流れの4の部分で卵巣が対応できなくなり、エストロゲンの分泌量が著しく低下することに。

その結果、脳の視床下部や下垂体がゴナドトロピンの分泌量が少ないのでは?と過剰分泌し、ゴナドトロピンの分泌量が増加します。

それを卵巣がいくら大量に受容しても、エストロゲンの産生力が低下しているので、分泌することができずに、イタチごっこのような状態に。

そして脳の視床下部や下垂体が、ゴナドトロピンの分泌疲れを起こし、パニックのような状態に陥ります。

その影響は、女性ホルモンのバランスだけではなく、脳の視床下部が同時にコントロールしている自律神経系にも悪影響を及ぼし、様々な混乱を招きます。

この自律神経のバランス悪化や混乱こそが、更年期障害を引き起こす原因。

脳の視床下部や下垂体も、時間が経てばその状態に慣れる

人間の身体の不思議なところですが、脳の視床下部や下垂体も、ゴナドトロピン放出ホルモンやゴナドトロピンをどれだけ大量に分泌しても、エストロゲンが出ない状態にいずれ慣れます。

その期間に個人差があるために、閉経後どのタイミングで、更年期障害の症状が改善するかは異なりますが、概ね5〜10年もすれば慣れるというのが一般的。

だから更年期は、閉経を挟んだ前後5年間。

脳の視床下部や下垂体が慣れるまでの期間を、どのように過ごすかというのが、更年期障害と付き合っていく上で非常に大切なこと。

更年期障害を悪化させないために大切なことは?

ゴナドトロピンの分泌から考える、更年期障害を悪化させないために大切なことは、やはり卵巣機能の低下を防ぐこと、さらに言えば、自律神経のバランスの悪化を予防すること。

卵巣機能の低下を予防するには、

  • 抗酸化作用のあるものを摂取する
  • ストレスを溜めすぎない
  • 喫煙者なら禁煙する
  • 過度の飲酒を控える
  • 過度なダイエットはしない
  • 軽い運動を行うようにする
  • 卵巣を冷やさない

自律神経のバランスを悪化させないためにも

  • ストレスを溜めすぎない
  • 喫煙者なら禁煙する
  • 過度の飲酒を控える
  • 過度なダイエットはしない
  • 栄養バランスを考えた食事にする
  • 軽い運動を行うようにする
  • 規則正しい生活習慣で過ごす
  • 抗酸化作用のあるものを摂取する

基本的に、ほとんど変わらないんです。

卵巣機能の維持も、自律神経のバランスを守ることも、心身ともに健康であることは基本的なこと。

その上で、より効果的な方法を模索していく。

特に更年期以降の女性や、更年期を目前に控えたプレ更年期世代では、規則正しい生活習慣や食習慣、ストレス解消やリラックスタイムを持つことなどは基本。

それらをうまく組み合わせていくことで、更年期障害の症状を緩和したり、改善できたり、更年期障害の訪れを先延ばしすることもできますので、できることから実践してみてください。

ゴナドトロピンの分泌量を抑制できれば、自律神経まで影響しませんが、やはり難しいこと。

だからこそ、しっかりと向き合って、自分でできる方法で更年期障害と向き合っていくことが大切です。

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