更年期になって物忘れが酷くなり、不安になる女性が増加中なのを知っていますか?

物忘れや記憶力低下が認知症に関係性がある症状なのではないか、と関連性を疑う人まで。

実際に更年期障害の物忘れがどんな原因で起こるのか、効果的な対策法はあるのかを解説します。

更年期障害の物忘れや記憶力低下は閉経後に急増する!

更年期障害の様々な症状の原因が女性ホルモンのエストロゲンの減少ですが、物忘れもその影響を受けてどんどん症状が進行する傾向があります。

エストロゲンには、神経物質と神経伝達物質という脳機能に関係する物質に良い影響を与える効果があります。

その効果で脳機能(記憶力や認知力)が維持されていますので、閉経が近づくことで、分泌量が減少し、加齢による記憶力低下が急激に進みます。

その結果、物忘れや記憶力の低下を感じる女性が増えますが、更年期障害のひとつとして起こるレベルであれば、そこまで気にすることはないんです。

物忘れと認知症の関係性とは?

ひどい物忘れや記憶力の低下=認知症と考える人が増えていますが、認知症と物忘れは根本的には大きく異なるもの。

更年期に多い物忘れは、買い物に行ったのに財布を忘れたりとか、ふとスーパーで会った友人の名前を思い出せないとか・・そういったレベルの話です。

それに対して認知症で起こる物忘れは、海馬に異常が起こることで、新しく記憶することができなかったり、物事を順序立てて考える事ができなくなってしまうもの。

さらに症状が進行すると、仕事や家事ができなくなったり、時間や季節を認識できなくなったり、日常生活がうまくできなくなるような症状に進展します。

同じ物忘れでも、まったく次元の違うもの。

物忘れの状態になっても、更年期障害の物忘れなら、冷静に落ち着いて考えると、思い出せるものです。

更年期特有の物忘れでは、認知症で起こるような物忘れの症状が出ることはないので、もしも気になる症状があるなら、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

更年期障害の物忘れの予防法や効果的な対策は?

更年期になると女性だけではなく、男性にも物忘れの症状が起こりますが、加齢による影響だからと諦める必要はなく、普段の生活でちょっとした工夫をすることで予防できます。

少し前に脳トレが流行りましたが、まさにああいう方法で、脳を使って行くと、新しい神経細胞が繋がったり、神経細胞の劣化を防ぐことも可能。

では実際にどのようなことを行っていけばよいのかを紹介します。

青魚を食べDHAやEPAを積極的に摂取する

イワシや鯖などの青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。

DHAやEPAを摂取することで、生活習慣病予防に繋がったり、脳のシナプスの伝達力を維持し、脳の機能低下を予防する効果も期待できます。

脳のDHA濃度は、若い世代は高く高齢者は低いこともわかっていますので、積極的に青魚のEPAを摂取することが効果的。

DHAやEPAが豊富に摂取できるサプリメントなどもありますので、青魚が苦手な人はサプリメントの活用もひとつの方法です。

脳トレーニングで脳の機能を維持しよう。

誰にでも起こる脳機能の低下、それを最も簡単に予防できるのが脳トレーニングです。

道具を使わない方法では、毎日寝る前にその日の出来事を振り返って、誰と会うったとか、どんな話をしたとか・・・少し細かく思い出してみると良いです。

日記をつけるのも効果的です。

3行日記でもパソコンを使った日記でも良いので、誰に会って何をしたとか、どんなことがあったとかを日記につけてみましょう。

もし人の名前を思い出せないような場合でも、すぐに誰かに聞くのではなく、少し自分で考えてみる。

そうすることが、脳の機能低下を予防することにもつながります。

日記も脳トレーニングも完璧を求める必要はありません。ただ脳は使わないと劣化するもの。その予防と割り切って、できるレベルで良いので続けることが最も大切。

物事をイメージ化して覚える

これも脳トレの一種ですが、イメージ化して物事を覚えることで脳の機能低下を予防することができます。

物忘れが多い人や、忘れ物が多い人は具体的にイメージしてみましょう。

まず最初に1日の予定ややるべきことをメモ帳に書き出します。そしてそれを具体的なイメージとして、脳の中で行ってみます。

朝ごはん→洗濯→掃除→散歩→買い物→昼ごはんというように、脳の中で自分が実際に行動しているイメージで、何度か繰り返すことで、物忘れや忘れ物が減ります。

血行不良で脳機能が低下することも

血行不良と物忘れ、一見すると関係ないように思われがちですが、脳にとって血行不良は大問題。

更年期になると、特に女性の場合には基礎代謝が低下し、冷えや血行不良が起こります。

血行不良に不眠や肩こりなどが悪影響を与え、どんどん血流が悪化。

人間の脳は、酸素消費量が多く全体の15〜20%と言われていますので、脳に流れる血液量が減少し、酸素がしっかり供給されなくなることが問題です。

脳で酸欠が起これば、脳がしっかり機能せずに、脳機能の低下から物忘れに繋がることもあります。

青魚のDHAやEPAに合わせて、ビタミンEの血液サラサラ効果と血管拡張効果で、全身の血行不良を改善しましょう。

更年期の物忘れは少し不安なこともありますが、認知症の物忘れとはまったく違いますので、今回紹介した方法を試すことで、予防や改善ができます。

慢性的な物忘れ状態が続いたり、症状が悪化するような生活習慣では、脳だけではなく、健康にも悪影響を与えますので、しっかり改善していきましょう。

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